映画は心のオアシス
映画第二弾
余命10年
2020年 時間125分
監督 藤井道人
キャスト 小松菜奈
坂口健太郎
概要
数万人に一人という不治の病に侵され、余命10年を宣告された20歳の主人公が、残りの人生を悔いなく過ごすように恋だけをしないように心に決めていた。ところが地元の同窓会で出会った心に何か傷を持った人と恋に落ち、最後の10年が大きく変わっていく。
感想
監督は勢いのある藤井道人で映像のとりかた、カットシーンなどはさすが。小松菜奈と坂口健太郎の関係性も、病気という難しい題材だが、空気感がよく、重くならない雰囲気をだしていた。
そして何と言っても音楽がRADWINPS。主題歌だけでなく、劇中音楽も携わって、いいところで流れてくる。
最後まで悲しい悲しいという感じではなく、生きることの大切さを静かに語りかけてくれる作品。
ベストシーン
やはり最後の並木道で主人公のことを思うシーン。映像の美しさとそのあとに流れてくる音楽で余韻に浸りながらエンドロールを見終えることができる。